次の候補

 8日あった稚内北星大学の学長選で次期学長候補になった斉藤吉広氏(54)は9日、記者会見し「地域に根ざした大学作りをしていくという大学運営の方針を継承していくことが選ばれた理由」と述べた上で「地域に根ざし更に魅力的な大学にするためにはカリキュラムや研究事業、社会貢献の面など地域のニーズと大学の考えを結びつけ、それをどう広げていくことが大事」とし「教育面では学生が地域とかかわりを深める放課後授業などしっかり成果を挙げており、それを強めていきたい」と抱負を語った。
 最大の課題である学生確保については「魅力ある大学にするため地域と意見交換する場を設けたい。そのことで新しいカリキュラムや新コースを作って、大学では何ができるのか、地域に役立つかを問い続けていかなければならない」とした。
 斉藤学部長は旭川出身、一橋大学を卒業し、東京都立短大の非常勤講師などを務め、改組転換された平成12年から稚内北星大学で教鞭を執り21年から教授、23年から学部長を務めている。
 新学長を決める理事会は18日開かれる。
 退任する佐々木学長は「私に欠けていたのは学生確保ができなかったこと。これからは外から入ってきた学生がこの地域で根付き活躍することが地方創生になる。次期学長には頑張ってほしい」と述べた。