5年後の2020年い開催される東京オリンピック(五輪)に関し、新しい国立競技場の建設費用に続いてエンブレム(標章)が他人のデザインをぱくったのでないかと疑念が持たれ一旦決まったデザインを改めて募集することになった。
 東京五輪組織委員会の迷走ぶりには呆れてしまうが、元総理の森委員長の、相次ぐ失態へのインタビューで「何がおかしいんだ」などと偉そうに発言したのを見聞し、「お前がおかしいから皆んなおかしいんだ」と心の中で叫んだ人が多かったのであるまいか。
 日本の元総理であるならばもっと国民の批判を謙虚に受け止め発言すべきであろうし、早稲田大でラグビーをしていた森さんはどうも直情的なところがあり人間として幅のなさを感じる国民は少なくなかろう。
 失態を起こした時は謝らなければならないのは人の世の決まりであり、森さんは相当勘違いしているようである。
 他人のデザインを剽窃するのは他人のものを見るし読むからである。またぞろ私事で恐縮するが、本紙(稚内プレス)は創刊し66年目を迎えたが、筆者は基本的に過去の本紙は見ない。保存紙は事件・事故など大きなことがあった時の資料として見るだけで、それさえも警察や役所に尋ねることがある。新聞は〝生き物〟であり、今、その刹那の見解が必要なのは言うまでもない。
 今回のデザインも他人のをぱくったのではないだろうが、1回見てしまうと頭に残ってしまい当人が意識しないうちに同じようになってしまっただろうか。