9月は長月、または菊月、色取月との異称がある。菊香る月であり色取り々々の紅葉の美しい季節であるが、1日には関東大震災が起き台風も頻繁にやって来る月であり、1日といえば、あの忌々しい大韓航空機撃墜事件もあった。
 色取り々々の美しい季節なのだが、結構、前述したように大きな天災や事件・事故も起きており、ニューヨークで2001年に起きたハイジャックされた航空機の国際貿易センタービルへの激突事件もあったのではなかったのか。
 夏至から2カ月余りが過ぎ夜の帳に包まれるのも随分と早くなった。小社は夕刊紙のため印刷までの制作作業を終える午後5時頃までには退社できるが、他の所は6時、6時半ならまだ良い方で、8時、9時に家路につくというのはざらであり帰宅すると真っ暗で子どもと遊ぶ時間などなく余暇を楽しむといっても就寝するまで時間がない。本当に御苦労さまです。
 小社の記者は夜も取材があることもありサラリーマンという訳にはいかぬが、日頃から口うるさく読書するよう薦めている。ニュースならまだしもくだらないバラエティを見る暇があったら本だけでなく新聞でも何でも読むようにしたらいいということである。
 記者だけでなく人間として生を受けている限り思考しないのは実に勿体ない話であり、ただ内容のないテレビを見ていてもしょうがないということだ。
 人間は思考して行動に移し価値が出てくるものである。安易に過ごすのはその権利を放棄するものだ。空恐ろしい限りである。