お盆の月が過ぎ、あすからは9月。下旬には連休もあり何かと計画を立てている家庭もあることだろう。
 海に山に犠牲者が出た8月だったが、可哀相というか、鬼畜の所業に怒りが収まらなかったのは大阪府の寝屋川で起きた中学1年の男女生徒の惨殺事件だった。ガムテープで頭と腕をぐるぐる巻きにし執拗に体中を刺していたというのだから異常だ。被疑者の男(45)は十数年前にも少年らを拉致し服役したというのだから異常者であり再犯の可能性も極めて高かった。
 その毒牙の犠牲になったのが2人の少年少女であった。
 複雑な家庭事情があったにせよ、深夜徘徊は良いことでなく危険がある。被疑者のような異常者は少なからずおり、親御さんにとっても悔やんでも悔やみきれないだろう。
 稚内では幸い6年ほど前に親の折檻による男児(当時5歳)の虐待死事件があって以来子どもが犠牲になった事件は起きていないものの、行き過ぎた躾やいじめによる事件は起こらないとは限らず、警察含めた関係者の油断なき対応をお願いしたいものである。
 人、とりわけ将来の希望がある子どもが犠牲になるのは事件・事故に限らず痛ましいことである。今回の寝屋川の事件のような殺人は誰でも関わることではないが、事故、とりわけ交通事故に関しては誰しもが加害者・被害者になる可能性があり、漫然と携帯電話をしながら住宅街を結構なスピードで走行する運転者には注意を促したい。
 住宅街では子どもの飛び出しがあるものとして運転しなくては。