帰郷

 スイスで開かれた障がい者自転車競技パラサイクリングロード世界選手権で優勝した稚内出身の藤田征樹選手(30)が13日、市役所を訪れ工藤市長に優勝報告した。
 藤田選手は7月29日~8月2日までの大会4日目の1日に行われた1周7㌔のコースを8周し、合計56㌔で争う男子C3クラスのロードレースで、2位の選手を1分以上も引き離す圧倒的な走りで金メダルを獲得し、世界の頂点に立った。
 メダルと、今後1年間の大会で世界チャンピオンの証として着ることができるレインボージャージを手に訪れた藤田選手は「今回の結果には自分でも驚いています。最後の2周で狙った作戦がはまり逃げ切れました。全てが上手く噛み合い勝つことができました」と大会を振り返り、来年9月ブラジルのリオデジャネイロで開催されるパラリンピック出場に関しては「今後は世界チャンピオンとしてのレースをすることにプレッシャーもありますが頑張りたい」と更なる躍進を誓っていた。
 市長も「街の誇りです。何とかリオデジャネイロに出場してもらいたい」と期待を寄せていた。
 お盆休みで里帰り中の藤田選手は16日に稚内を離れるが、21~23日までの日程で再び訪れ故郷での合宿を計画している。