工藤市長は4日、記者懇談会で、市立稚内病院の医師確保に向け「市立稚内病院を支える医療連携協議会(仮称)」を設置することを明らかにした。
 國枝市立病院長を中心に、工藤市長、鈴木道北勤医協宗谷医院長の3者で構成し、8月17日に準備会を立ち上げ8月末には1回目の会議を開く。
 当面、医師不足の解消や研修医を確保するための活動、医学生の時から稚内での研修機会の確保などを検討していきたいとした市長は「この輪を広げていき、医師会などに働きかけ医師不足、医療環境を改善していきたい」と述べた。
 22日に北防波堤ドーム公園イベント広場で市内や道内外から27団体1600人余りが参加して行われる南中ソーラン全国交流祭に今年、東日本大震災被災者で道内に自主避難している小中学生ら17人の「北海道桜組」が初参加。震災を風化させないためにも意味のあることで、応援してほしい―と話した。
 9月にサハリンで道北物産展が開催されるのを前に、農水省主催で8月29、30の両日、ユジノサハリンスク市のホテルで日本食を広めるイベントが開かれる。世界文化遺産でもある日本食の魅力を広めるコーナーなどが設けられ、市長は「農産物の販路拡大に努力したい」と述べた。
 設計上の問題、製造メーカーと市との連携不足など要因とした昨年のミルクロード沿いの風車羽根落下事故でのメーカーへの訴訟については検討中と答えた。