平家蛍

 かつて稚内に生息していたヘイケボタルを復活させようと活動する「ホタルの住む故郷を造る会」(平沼道弘会長)が、幼虫から飼育していたホタルの羽化に成功した。
 今年3月、旭川でホタルを飼育する人から幼虫150匹を譲り受け、会員数人で手分けして飼育した結果、サナギまで成長したホタルが1週間ほど前に羽化したもので、今では10匹ほどが夜になると黄緑色の光を放っている。
 これまで何度も幼虫から育てるも羽化することはなかったが、会員が4カ月間、徹底した水の管理とエサにシジミを与えるなど苦労した甲斐があって成功した。
 平沼さんは「今回羽化したホタルが、卵を産むのを期待したい。いつか再び自然の中でホタルが飛ぶ姿が見れれば嬉しい」と話していた。