何か険があり掲載を見合わせてきたが、誹謗中傷以外は採用するという原則にのっとり掲載すると他の読者の反応の厳しいこと。ある程度意図していたこととはいえ本紙愛読者の優しさに触れる思いがした。
 過日、読者コーナーに載った稚内CC駐車場でのキツネ轢死で死骸を片付けることもなく立ち去ったと見られる人への忠告に対し、野生のキツネに餌をやる行為を批難し「目くそ鼻くそを笑う類」として切り捨てた投書があり、それに対し「優しさがない」「悪意に満ちている」と2件の投書があった。
 一つの物事に対し人間というのは元々持つ性格、生活環境と境遇なども絡み多様な考え方をするので「目くそ」投書を否定するものではないが、投書の読後感は嫌悪を感じるものであり正直放っておいた。1週間おいて掲載するに至ったのは看板に偽りあってはならず、読者の皆さんに広く門戸を開放するという所期の目的から逸脱してはいけないという気持ちだった。
 一等最初の投稿者の気持ちは重々分かるし餌付けが駄目なのはもっともなことであり、次の動物への優しさにあふれた投書は動物好きの筆者の胸に響くものがあった。
 今回の遣り取りで思ったのは妻に話したのだが「稚内の人たちは善い人が多い」ということ。皆さんは人や動物への優しさを持つ方が多く、以前、筆者がきつい論調で書いた「天北堆」への批難と相通ずるものを感じる。
 そういうことでは双方向の紙面づくりが間違っていなかったようである。今後も遠慮なく投書くださいませ。