稚内では夏休み前と後に市内4地区(北南潮見、東)にある子育て連絡協議会(連協)による夏まつり・子どもフェスティバルが催され、先週土曜の18日には南、潮見、東地区であり、子供たちの歓声が会場にこだましていた。
 連休だったこともあり本紙では写真を掲載した記事を載せることができなかったものの、主催する地域住民の御苦労には頭が下がる思いがする。
 夏の短い稚内だけに夏の催しへの思い入れは強く、趣向を凝らした催しには子供たちも感謝しているだろうし主催する方としては子供たちの嬉し気な様子に苦労した甲斐があったと満足する。
 ここに地域コミュニティーがあり、少子高齢化という大きな障害はあろうが、これからも連協による夏まつりは続くのだろう。
 地方から来た人にすると「子育て協議会って何なの」と素朴な疑問があるだろう。それは今から30年ほど前に南中学校であった校風荒廃を改善していく過程で稚内の子供たちの健やかな成長を願って発足した稚内市子育て推進連協(会長は当時の浜森市長)の下部組織として地区ごとに整備されたもので、子育て運動は当時稀有な活動として全国的にも注目されたものだった。
 家庭や学校だけでなく町内会など地域、そして稚内市挙げて子育て運動に取り組んでいこうとする証しだったわけである。
 高齢者がマチに残せるものは何か。次代を担う子供たちが住みよいマチになるよう努めることだろう。
 子育て運動の一環として夏イベントは開かれているのである。