最盛期

 底曳き船員OBで作る稚内海友会(中澤和一会長)は今年6月、結成30周年を記念して底曳き網漁が最盛期だったころの漁場と、そこで獲れた魚など掲載した記録図を作った。
 昔の操業を思い出しながら、昭和52年の200海里規制前の60隻ほどあった底曳き網漁船やカニ漁船の稚内やサハリン近海の漁場、そこで水揚げされた魚種などを記録したもので、足跡を残したいと思い作成した。
 昔、底曳き船で使用し写真に残していた海図をパソコンで加工し稚内やサハリン近海で獲れたスケソやカニ、オヒョウなど海図上で紹介している。
 中澤さんは「今では叶わなくなったサハリン海域での漁、冬期間の想像を絶する爆弾低気圧で船体着氷や分厚い流氷の中で操業を私たちは経験しました。この記録が後世に語り継がれれば嬉しい」と当時を振り返った。
 この記録図は旧瀬戸邸と温泉童夢に展示してある。