官公庁や民間会社の代表が集う三水会(第3水曜日に開催することから命名)の7月例会は先日、黄泉の国に旅立たれた前稚内観光協会長の岩間幹生氏に対する黙祷から始まり、中田商工会議所会頭が代表幹事として挨拶したあと昼食を摂り歓談。飯塚宗谷総合振興局副局長、内海稚内空港ビル㈱常務が着任、会議所の新旧専務の小川、達両氏が挨拶し、今回新たに会議所の常議員に就任した山川宗谷漁協組合長が登壇したが、山川氏の物言いの痛快なこと。魅了されてしまった。
 山川組合長によると今、宗谷漁協には340人の組合員がおり、この20年来変わらないという。どこの組合でも高齢化と担い手不足により組合員が減少しているのに対し、ホタテやタコなど豊富な魚介水揚げにより堅調な経営を保っており、組合員個々の年収は1千万円を下らないと言われている。
 宗谷漁協は道内にある73組合の中で常に10番以内に入る水揚げ高にあるとしたが「魚さえ獲ればいい時代でない」とも言い、組合員を束ねる組合の運営の難しさと順調な運営への自負も窺わせていた。
 最後に小松開建部長が会員スピーチをし多方面への造詣の深さを示す中、東京オリンピック(2020年開催)に稚内の風力発電や太陽光発電で作ったピュア(純粋)な水素エネルギーを運ぶことができないものか―との発言には夢があふれ更には人脈の大切さを訴える講話には出先とはいえ官庁トップになる人の器の大きさを感じ、いつものことだが勉強になった三水会であった。