老朽化し

 8日、北防波堤ドームで稚内開建の現地レクチャーが行われ、ドームの老朽化を調査する作業の様子が報道関係者に公開された。
 北防波堤ドームは、旧樺太航路の発着場と、そこに通じる道路や鉄道などの施設を波浪から守るため昭和6年~11年にかけて建設された。昭和53年にドーム内の全長427㍍の全面改修工事を行ったが、それから35年余り経過し、コンクリートの剥離などが目立ってきたことから、稚内開建では昨年、稚内港北防波堤ドーム技術検討委員会を設置し、2カ年計画で約4000万円を投じドームの老朽化調査を行っている。
 本年度は6月30日~7月10日までドーム内側の胸壁部、支柱や柱部などの鉄筋腐食、目視によるヒビ割れ深さの測定、ドリル削孔でコンクリートの一部(コア)を採取し圧縮強度などの調査を行っており、稚内港湾事務所の吉田第1工務計画係長が調査概要について説明した。
 このあと今年中に2回検討委員会を開く予定。改修工事は来年度から3カ年計画で施工する。