昨年度、宗谷管内に来た観光客数がまとまり、総体では185万人ほどと前年度からは僅かながら減ったが、観光地として応分の入り込みを記録した。
 今の入り込みの数え方とは違うが、平成14年度には300万人にちょっとのところまで増えたことがある。その後は漸減傾向を辿り180万人前後というのが観光地としての宗谷の実力なのであろうが、風向きが変わってきている感じはする。
 以前の宗谷観光といえば春~夏まで4、5カ月のデカンショ観光だったが、この何年かは10月~3月までの秋と冬観光も増えており昨年度は46万3700人を数え全体の25%を占めるまでになった。
 稚内など観光協会の努力の賜であろう。
 日本人の入込みが頭打ちの中、台湾や香港など外国人観光客は飛躍的と言っていいほど増えており、京都や奈良、東京、札幌など有名な観光地からは見劣りするも北の果ての宗谷岬、稚内公園、北防波堤ドーム、宗谷丘陵は外国人にとっても1度は来てみたい観光地であろうから、まだまだPRの余地はあるだろうし、スマホ含めネットでの宣伝も抜かりなくやってほしい。
 純粋な地場の人間が減る中、やって来る観光客の使うお金たるや今では宗谷の経済を支えるまでになった。
 各観光協会には英語や中国語を話せる職員を配置するべきだし、何よりも日本人観光客にはホスピタリティを今より更にランクアップしてもてなすことが大事であろう。
 まだ伸び代がある宗谷観光。北の果てとはいえど「また行ってみたい」と思わせる工夫が必要だ。