小川専務理事

 6月いっぱいで稚内商工会議所専務理事を退任する小川勝美氏(69)は「この10年間(専務職を)大過なくやってこれたのは中田会頭ら役職員と議員、会員さんに支えられたからであり、今後とも会議所が稚内の経済を引っ張る役割を果たすよう願っています」などと、あと1週間で身を退くに当たっての現在の心境を述べた。
 総務部長を最後に市を退職し平成16年4月から大役を任された小川さんは、この10年間、世の中の動きが速く息を抜く暇がなく結果を出さなければ―という焦りもあったが、当時の井須孝誠会頭の「もう一歩の現場主義」という教訓を胸に、議員や会員らから知る稚内の経済状況を勘案した対策を、結果を求めてやってきたという。
 ただ創業100年にもなる老舗が倒産するなどし本当に経済の実状を把握し経済界が望むところを適格に掴めていたかというと半信半疑だと言いながら会員との距離は縮められたのでは―と遠慮気味に語り、井須、中田会頭の指示のもと政策など着実に実行できたのは鈴木事務局長ら職員の努力の賜であると感謝の意を表した。
 次の専務理事になる前副市長の達英二氏には「気配りできる人であり、潤滑油としての役割を期待したい」とした。
 小川専務は最後に「会議所というのは字の通り(人が)会って話をする所であり、その理想に向かって稚内の会議所がこれからも親しまれるよう頑張って頂きたい」と話していた。