道財務局旭川財務事務所は、道北地方の5月経済状況について分析し明らかにした。今年2月の「一部に弱さが見られるものの持ち直している」との判断から変化はなかった。
 主要小売店の売上高で飲食料品は底堅く推移しているものの昨年4月の消費税増税前の駆け込み需要の反動により前年を下回った。
 乗用車販売は同じく駆け込み需要の反動があるものの、軽乗用車への乗り換え需要もあり底堅い動きも一部であった。
 住宅建設は、持家や貸家が増えており、全体としては下げ止まりつつある。
 空港の乗降客は旭川空港の中国便など国際便利用客の増加と、稚内空港での就航率向上から増加しており、旭山動物園の入園者は「きりん舎・かば館」オープンから半年経過し落ち着きを見せてきている。
 雇用は改善しており有効求人倍率(常用)は前年を上回る高水準で推移。サービス業、宿泊業、飲食サービス業の新規求人の増加により前年を上回っている。
 公共事業は、高水準だった前年を下回る。
 生乳生産は前年をやや下回り、漁業も数量は下回ったが、金額は魚価高により前年を上回った。毛ガニ、ホッケが好漁。
 金融は、運転資金は前年を下回ったものの設備資金は卸売業、小売業、不動産業の需要が見られ、総体では前年並みとなっている。
 企業倒産は件数、負債額とも前年を下回った。