市議会6月定例会が16日開会し、工藤市長が2期目の所信表明演説で、マチの可能性、安心など実感できる4つの基本方針を示し「市民が元気に笑顔で暮らせるマチ作りに全力を尽くす」と述べた。
 ①マチの可能性を実感し、未来を拓く市政②みんなが共感し合う市政③安心を実感できる市政④賑わいを実感できる市政―の4つの柱を掲げた工藤市長は①で日ロ定期フェリーについて北海道とサハリンとを結ぶ物流、観光交流の手段としてこのマチの発展に不可欠であり、存続に向け全力を挙げて取り組む。新エネルギー推進に関し今後は洋上風力、水素の導入と利活用にも取り組む必要があり、それは新たな産業や雇用の拡大など稚内の暮らしにプラスの効果をもたらすものと期待しているとした。
 ②は稚内北星大学について若者の定着に向けて大学はなくてはならない存在だとし、カーリング場については老朽化した施設の改築と多くの市民が体験できるよう普及に努め、冬の体力向上やスポーツ環境の充実に取り組んでいく―とした。
 ③では一部診療科で常勤医不在など市立病院の医師不足解消のためこれまで以上に様々なネットワークを活用し医師の確保に努めるとし、④では外国人観光客の誘致や拡大、移住、定住の拡大などに取り組む―と。
 地方創生に向けては若い世代が希望を持てる施策の実現。実行する市役所作りには職員と一丸となって様々な困難にも挑み続ける―と述べた。
 これらを示した上で市長は最後に「これからの4年間は我がマチの将来の姿を決める大事な4年間になることを肝に銘じ、たじろぐことなく皆さんの先頭に立って進んでいきたい」と力を込めた。