15日午前9時過ぎ官庁にあるATM機の前に行くと、数人のお年寄りが順番待ちしていた。2カ月に1度の年金支給日だったのだ。
 年金といえば以前の社会保険庁時代は年金支払い記録が数百万件も消えてしまうという不祥事があり、日本年金機構という組織に変わったことで過去の反省もあり適切に事務処理が行われているかと思いきや、今度は年金受給者の氏名や住所などの情報がネットから流出するという事態が起きた。更には情報流出があったのに1週間善後策を講じなかったというのだから呆れてしまう。
 今回の情報流出による詐欺被害も出ており被害に遭った人は損害賠償求めてもおかしくない失態である。
 人には間違いがあるにしてもあれだけ大騒ぎになったのに同じような轍を踏むとは心底呆れる。
 公務員など官庁関係者は一般国民の範にならなければなるまい。給料の出所が税金からだということばかりでなく、国や都道府県、市町村の政策を遂行していくのに自分たちが堕落していては公僕としての役割は果たせない。
 大方の公務員は真面目にやっているのだろうが、幾らかでも規則を破る者がいると、我々マスコミの報道も厳しくなる。
 報道する側だって身辺を綺麗にしていなければならず、己がいい加減なのに他人様のことなど書けないし、報道することできない。
 このような不祥事があり改めて思うことは個々の心持の緩みである。職場にいる間は、最後まで気を緩めることなく勤めなくてはならない。