稚内市内での大量のナマコ盗難事件から1カ月以上過ぎ稚内署では、犯人逮捕に向け市民の情報提供を求めている。
 事件は5月1日に起き、新港町の水産会社の裏口倉庫の鍵が壊され冷凍庫に保管されていた約2㌧のナマコ(被害総額数千万円)が盗まれた。
 中国などでのナマコ需要の高まりから道内産のナマコは高値で取引されており組織的犯行と見て捜査している稚内署では、水産会社や運送会社などに聞き込みなど行っているが、犯人逮捕に繋がる有力な情報はここまでない。
 稚内漁協によると、市内でのナマコの盗難は、10年以上前に声問地区の会社で倉庫に保管されていたナマコとコンブが一緒に盗まれた事件以来では―としており、16日から解禁される夏のナマコ漁を前に、事件発生後、買受け業者に対して施鍵管理や被害に遭った場合の盗難、火災などの保険加入を呼びかけ被害防止に取組んでいる。