本紙読者コーナーに今春、市議会議員に当選した市民が「市営住宅に住んでいるのはおかしい」「議員といえど格段に収入が増えるわけではなく(住宅の)改善点など指摘でき却って良いのでは」との投書があったので、市(都市整備課)に取材してみました。
 職員曰く「市営住宅は低収入の方々のためのもの」であり、900戸ちょっとあり、間取りも家族構成によって1DK~3LDKまである。単純に間取りによって家賃が決まるのでなく、収入によっても違ってくるのだという。例を挙げると曲渕にある住宅は最低月1万400円、宝来の10階建ては最高10万5500円まである。
 入居待ちの待機者は77人(家族)いるそうだ。
 話を聞いていて驚いたのは10階建てなどでは最高で月10万円を超える家賃もあるということであり、職員の言う低収入向けということからは乖離があり、更にその高家賃居室が空いているという話を聞いたこともないので入居しているのだろうから、低所得者向けというのはおかしな話ではある。
 件の議員は次の入居先が見付かったそうで近いうちに引っ越しすることになるのだが、後からの投稿にあったよう議員になったからといえ格段に収入が上がる訳でもなく、家庭には夫々事情がある訳であるから、物事を浅薄に判断するのもいかがなものかと考える次第である。
 ところで都市整備課では現在、喫緊ともいえる空き家対策の業務も行っており、以前に比べ半数に減った職員さんでは大変だろうと老婆心ながら思った。