日向寺さん

 日ロ定期航路の存続に向け、新たに設置された日ロ定期航路対策部長に就任した日向寺和裕さん(60)は「今の稚内の最重要課題を任せられたことは光栄なことであると同時に物凄く責任を感じ全力で取り組みたい」と抱負を述べた。
 稚高卒。昭和49年の市水道部を振り出しに総務部、教育部、生活福祉部の衛生課長など歴任し前任は建設産業部長。
 この航路の存続に向け、市長を中心に新会社の設立準備を進めているが、航路経営の安定にはいかに貨物量を増やすかが重要だとし、そのためには旅客中心だった4カ月間の短期運航でなく、長期運航が大事とした。貨物を確保するためサハリンの水産物を稚内に輸入する事業などに向け、市内の水産関係者らと今年のサハリン航路初便に乗船し「稚内から送るだけでなく、サハリンからの貨物を取り込むため水産関係者と会い施設を見てきたい」と。
 「この航路は稚内の未来を託すもので、互いの友好関係は必要。全市あげて存続させるという市長とともにしっかり取り組んでいく」と力を込めた。