人口減が深刻化する中、どの町も他の町から人を移住させようとする政策を行っており、宗谷管内でも中頓別町や豊富町などが10数年前から真剣に取り組んでいる。
 稚内もピークの5万8000人から40%近く人口が減っており、このまま座視していては現在の3万6000人が3万人を割るのはそう遠くないことであり、企業誘致もいいが移住を推し進めなければならない時に来ているのではないか。
 移住を促すには移住先に魅力というのか、税制面や子育てなどで恩恵がなければならず温暖な土地ならまだしも年がら年中、風が強く気温も上がらない稚内ともなると相当な〝エサ〟をばら撒かなければならないと思うが妙策あるのか。
 先月来、日本列島では地震が多く火山の爆発もあり、何時、大災害に襲われるか分からない状況にある。地震や火山爆発で避難している人たちには何だが、ここは「地震など災害が少ない地域」としてPRするのも一つの方法ではないのか。
 人の弱みに付け込む感はあるものの、生きるということは元来そういう面があるのを否定は出来ない。
 そのメリットに加え引っ越し費用を数10万円単位で助成し、住まいや仕事など十分な支援をすれば移住する人出てくるやも。
 稚内グリーンファクトリーの渡辺社長が自らが所有する恵北の土地を無償提供し人口を少しでも増やそうという試みは損して得取るの典型であり、稚内市が中心となり損し得取る式を率先し行えば直ぐには成果出なくてもいずれ結実することもあるやも知れない。