これまでの歴史を紡ぎ未来へ―という稚内青年会議所の創立60周年記念式、前日夜の懇親に出席し稚内をけん引してきた集団の面々の覇気に圧倒されてしまった。
 懇親会には我々マスコミ関係は内々に知らされていたが、高橋知事も会場入りし〝はるみスマイル〟で和ませ、秋元理事長の挨拶も実直な人柄を偲ばせる語り口で胸に響くものがあった。
 少々2日酔いの体で出席した記念式も若者らしい演出で、歴代理事長が登壇した一幕ではこちらの目頭が熱くなった。更には吉田正人シニア会長の挨拶はいつになく感情が籠っておりJC先輩としての矜持を感じた。
 初代の米倉弘理事長から61代の秋元現理事長まで連綿と続く稚内JCの歴史はある意味稚内の歴史といえ、その盛衰もオーバーラップし我々に稚内の歴史を蘇らせるものとなると共に個人の人生を回顧させる縁になった。
 沢山の懐かしい方々の尊顔を拝することもでき、その人たちの顔など様子が「少しでも幾らかでも稚内をリードすることができれば」という気概に満ちたものであり、滅私の精神で奉仕してきた人たちの自負をも感じ、JC時代からは老いたといえ健在ぶりを窺わせていた。
 一時90人ほどいた会員も今は35人まで減ってしまったが、数が多けりゃいいというものでなく正に少数精鋭でこれまで通り稚内というマチをけん引して行って頂きたい。
 貴方たちの熱い気持ちを十二分に知っている吉田シニア会長が強力な支援を約束している。市民だってそうですし期待しています。