数日前の夕方6時過ぎ「いつもなら必ず入っているのにプレスが配達されない」との電話が読者からあり、配達員さんの自宅を知っているので尋ねたところ新聞とチラシが配達されず玄関フードにあり、急いで若手社員を呼び配達しましたが、7時過ぎと遅い時間になり会社の責任者として陳謝するものです。
 この話は続き社員の配達の様子を見届け帰宅しようとしたところ、女性が配達さんの自宅を訪ねる姿が見えたので再び寄ってみると鍵が掛かっておらず、筆者と2人で室内に入るとテレビが付けっ放しで「これはおかしい」と室内を捜し台所近くで倒れている配達さんを見付け救急に連絡するという一幕があった。
 連合いに先立たれ一人で住んでいたとのことであったが、今回のように病気など何か突発的なことがあっても誰にも分からず命を落とすケースもあろうから、ある程度高齢になった人への対策は市としても取り組んでいるものの、もどかしいものがある。
 高齢になっても同居の家族がいればいいが一人住まいでは何かと不便なことがあろう。親戚や近所の人がサポートできる人ならまだしも他人の係わりを嫌う人もおり、厄介と言うのか悩ましい限りであろう。
 風薫る(稚内の風は強過ぎるが)5月最終のテーマとして爽やかな話題にしたかったが生きるという現実には様々な障害があり、その解消に行政だけでなく我々一般市民も係わって行くというマチになれば―と思った次第である。そのお手伝いを幾らかでも小紙ができればと思ってます。