稚内税関支署は、4月の稚内港貿易実績を公表した。
 日ロカニ密漁防止協定(昨年12月8日発効)後、激減する一方の活カニ輸入に曙光が見えてきており、3月に比べ84%増の90㌧まで回復し「今後の推移を見守って行きたい」(杉本統括監視官)としている。
 4月実績は輸出78万円(昨年同月対比93・7%減)輸入1億5930万円(同61・5%減)。前年同月と比べ輸出(7カ月連続)輸入(3カ月連続)とも減少した。
 輸出は冷凍スケソと冷凍サンマ。輸入には活ウニも19㌧(昨年同月対比79・9%減)1296万円(同83・6%減)あった。
 活カニはタラバ39㌧(同64・9%減)8395万円(同65・4%減)、ズワイ50・5㌧(同52%減)6240万円(同10・9%減)の89・6㌧(同63・5%減)1億4635万円(57・3%減)。毛ガニは皆無で輸入ゼロが今年1月から4カ月連続。
 ただ前月3月の48・6㌧からは84%の41㌧増えており、輸入証明書の発給元もサハリン州ユジノサハリンスクのほか、ハバロフスクウラジオストクなど沿海州都市からのもあり稚内税関では注視していきたいとも話していた。
 外国貿易船は19隻(うちカニ運搬船10隻)。前年同月の55隻からは大幅に減っているが、前月の12隻からは増えている。
 4月末の累計実績は輸出1115万円(昨年同期対比67%減)輸入3億9328万円(同74・4%減)の4億443万円。昨年同期に比べ74・2%の11億6503万円の減。