昭和29年、忽然と海から消えたニシン群来めざした稚魚放流が行われる。昨年までは日本海側の漁港で行われていたが、今年は天北2号埠頭でも放たれた◆これまでの放流作業が功を奏し石狩湾や留萌沿岸でオスの精子で海面が白く濁る群来現象が起き、水揚げも多くなっているが、昔のような脂がたっぷり乗ったニシンはなく、カジカ同様、物足りなさを感じる◆北の海も温暖化によって本来、南の海に棲むマンボウなどが獲れるようになった。北の海の幸はおいしいものが多く、下手物には箸が進みまわせんわ。