稚内信金に続いて稚内建設協会も将来ビジョンを策定し、25日開かれた総会で①地域を守る②地域への貢献③日本を守る④世界へ―という4つの柱からなるビジョンを可決承認した。
 「地域を守る」「地域への貢献」は藤田会長らが常日頃、言っていることであり、地域インフラ(社会資本)や防災対策、そして建設業界の従事者が多いことでの雇用を守ることの重大性は論を俟たない。更に稚内・宗谷の風が強いという気象を活かし出力100万㌗超の風力発電事業と送電網建設事業への参画を挙げているのは業界として並々ならぬ決意を窺うことができ、これからも稚内・宗谷の経済を牽引しようとする気概が感じられ頼もしい限りである。
 公共事業は3年前の自民党政権復活以降、増額されてきているが来年度に関しては既に政府筋から公共事業予算の大幅減額が示唆されており、以前のようなことなど有り得ないことは確実な情勢であるようだ。
 この中で昨年、創立70周年を迎えた稚内建設協会が土木屋の集団から日本、そして世界へ翔くビジョンを打ち出したことは大いに評価できるしビジョンのよう実践して頂きたいものだ。
 今春、事務局にも市の総務部長など歴任した吉田一正参事(60)を新たに迎え充実。吉田参事は藤田会長と同窓であり何かと気心知れた関係での運営にも期待するところだ。
 早いもので石塚宗博氏から会長職を受け継いだ藤田会長による体制も11年目を迎え、今回のビジョン策定を踏まえた野心的に実行されることを願っている。