大浦漁業

 佐賀孝郎商店に続き大浦漁業(大浦晃裕社長)も破産に向け手続きを開始することになった。
 東京商工リサーチ旭川支店によると、負債総額は25億3820万円(平成25年12月)。
 昭和15年創業の同社は稚内屈指の漁業会社で沖底漁船、サンマ船、カニ篭船など所有し、ほかにも水産加工、冷凍冷蔵庫業も手掛けピーク時の平成5年には58億9700万円の売上高があった。
 しかし200カイリ以降の減船と不漁もあり多額の累積欠損金があったのに加え、主力のカニ取り扱い額の減少もあり、昨年12月期の売上高は4億4490万円と、ピーク時の10分の1まで落ち込んでいた。
 昨年10月には所有する沖底漁船が稚内港東防波堤に衝突する事故が追い討ちをかける格好となり事業継続を断念した。
 去る14日、旭川地裁から破産開始の決定を受けた。