4月に続いて新会員の自己紹介があり、道の6月1日付け人事で宗谷総合振興局長退任が確実な小野寺局長が「稚内の2年間を振り返って」と題しスピーチした。
 稚内市議会の新議長に選任された中井淳之助氏は「統一地方選挙で日程を遅らせた議長出席の公式行事で就任以来、殺人的なスケジュールに戸惑いはあるものの、市がハンドルを左に切ったのに議会が右に切るようなことをせず、安定した議論確保の場になるよう(議員全員で)力を合わせていきたい」などと、これから4年間の議会運営の方針の一部を披瀝していた。
 しかし、これは筆者思うに理想であって稚内市勢が発展するよう是々非々の議論を戦わせてほしいものだ。
 このほか阿部保護観察官、中野観光物産協会長、島田朝日新聞支局長の挨拶があったが、割愛させて頂く。
 最後に登壇した小野寺局長は稚内を中心にした宗谷管内の展望について話した中、厄介ものだった筈の強い風が今や資源になっており、住民の平均所得も猿払村(1人平均し668万円)をトップにどの市町村も高く、そのことを「意外に底力がある」とした。
 ただ苦言も呈し、飲食店で地場産品を提供するという熱意が欠けている点あるとして曽ねてから局長が主張している絶品な味のホタテの二番炒きについて広めるべきだとした。
 宗谷の発展は稚内の発展なくしてない―との件は賛同するところあるも、ただ人口が多く他の町村に比べ産業が重層的だと言えるだけで、個人的にはリップサービスの気がしないでもなかった。