国道40号更喜苫内防雪改良工事が完成し一冬越したことから稚内開建(道路計画課)は整備効果をまとめた。
 視程障害が従前の10%にまで減ったことで人身交通事故が皆無となり、住民や遠距離輸送、観光でも多大な恩恵をもたらしたことが分かった。
 ブリザードに強いことが如実に表したのは昨年12月の、数年に1度の暴風雪時においても宗谷管内で唯一、幹線としての役割を確保した。コンビニや灯油・ガソリンの配送で通行止めされなかった40号を使ったので助かったとの声が業者からあった。
 視程障害がほとんどなくなったことでの安定走行は集乳するタンクローリー運転手から「以前はよく後続車に追突されたが、その危険が少なくなった」と歓迎されている。
 冬期は外出も控える傾向にあるが、例えば幌延から稚内への買い物が倍以上に増え、通院にも寄与したとしている。
 冬季観光にも貢献し稚内のイベントの来場者が増加し、幌延のトナカイ牧場への入込みが急増。犬ぞり大会での札幌からのお迎えバスも好評だったのは、地吹雪が多い道道稚内天塩線から国道に利用転換したことが功を奏したとしている。
 稚内開建は北海道固有のローカルスタンダードでの整備での効果のほど誇示しているが冬季の検証結果からは「もっとも」との声も上がっている。