熊のフン熊出没看板

 20日午後7時頃、道道稚内天塩線沿いの夕日が丘パーキングから500㍍市街地寄りの緑6の林道でヒグマ1頭が目撃された。翌21日午前8時過ぎには富士見地区の加工場近くの干場でもフンが見付かり、市などは注意を呼びかけている。
 クマは抜海側の国有林から道道を横断し裏山に進入したようで、道路には大きさ23㌢ほどの足跡があった。
 目撃情報を受け、稚内市鳥獣被害対策実施隊のハンターが20日夜に続いて21日も午前5時半から裏山を中心に巡回パトロールを行うと共に、市は広報車で緑、富士見、港などの住人に注意を喚起している。
 この足跡の大きさから体長2㍍はある―とハンターの1人は話していた。
 クマのフンは富士見2の小林商店加工場の干場近くの砂利道で発見され、従業員は「山菜採りをしていると見るので、直ぐにクマのフンだと分かった」と話し、ほかにも干してある棒ダラを狙ったのか干場の丸太に爪跡もあった。
 クマは未だ裏山にいると見られ、市は裏山の散策路「育みの里」を閉鎖。南中1年生は21日、遠足で学校から育みの里を通り自然の家に行く予定だったのを変更し、北防波堤ドームまで歩き、そこからバスで自然の家に向かった。
 22日に遠足がある東小と中央小は森林公園に行く予定を変更する。
 市(農政課)によると、市街地でクマが目撃されたのは平成12年の森林公園以来、15年ぶりになる。