稚内労基署は、4月末の同署管内(宗谷管内10市町村、天塩、遠別)の労働災害発生状況を集計した。
 4月は建設業(土木工事)で2件、商業(小売業)2件、漁業1件、その他の事業(ゴルフ場)で1件の6件の労災があった。
 具体的には▽建設業では防雪柵解体の支柱を外す際、クレーンで吊るす前に基礎の固定ボルトを外してしまい支柱が倒れ作業員にぶつかる▽クレーンで漁船を海に下ろす作業をしたが過荷重で持ち上がらず、安全装置を解除し吊り上げ旋回中に漁船が海中に転落▽ゴルフ場で整地の作業中一旦その場を離れたところ作業車両が動き出したため慌てて車両に乗り込み操作したが、別の車両と衝突し身体が圧迫される―など。
 同署では移動式クレーンの安全装置を解除しての操作は法律で禁止される危険な行為として注意を促しており「各社で開いている安全大会が形だけの行事にならないよう実効ある安全衛生教育をしなければ」と厳しく警告している。
 年初めから累計は25件(昨年同期24)。
 ▽製造業4件(同4)▽建設業3件(同4)▽道路貨物運送4件(同2)▽林業2件(同0)▽漁業2件(同0)▽商業3件(同2)▽清掃業1件(同3)▽その他の事業6件(同5)。