稚内港東防波堤付近の沖合いに沈没したままの沖合底引き網漁船「第28大安丸」の引き揚げ作業が、20日から行われることが決まった。
 この底引き船は昨年10月30日夜、漁を終え帰港中、船を操舵していた乗組員が居眠りをしたため東防波堤に衝突しその後、沈没。幸い乗組員は全員無事に救助された。
 市(港湾課)によると、沈没後は船に残っていた油をすべて回収し冬の間、海が荒れても動かないよう船体を固定させた。1カ月前の去る4月20日にはダイバーが現場海域を潜り、船の状態など確認したものの問題はなかった。
 作業は20日から船の引き揚げなど専門の茨城県のサルベージ会社が請け負い、船を解体してから引き揚げ作業を行う。作業は6月末までを予定しているが、天候状況によっては1カ月ほど長引く可能性もある。