旭川児童相談所稚内分室は、昨年度(昨年4月~今年3月末)の相談別受理状況をまとめた。
 言語発達障害等81件(前年度100)、養護80件(同84)、自閉症61件(同34)、知的障害55件(同60)、適正31件(同15)、性格行動23件(同9)などのほか未分類53件(同87)あり合計409件(同404)と、前年度から変わらなかった。
 自閉症相談が大幅に増えているのは言語発達障害等相談に区分けされてきた一部が明確に自閉症によるものと判定されカウントしたためであり、言語と自閉症を足すと142件(同134)と前年度から変わらない。
 虐待は、通告80件(同68)に対し34件(同37)認定。通告の大半が心理的、身体的、ネグレクト(食事を与えないなど)に集約され、認定も心理18件、身体8件、ネグレクト7件と集中している。
 更に今年1~3月に総体の半数を超える18件認定されていることにはDV(家庭内暴力)が年明け以降、矢継早にあったとして冬休み中の子どもが職がなく苛々する父親のDVを見てしまったことでの相談だったという。
 高本分室長は「一元的に対応できるものでなく、地域の対策協議会などで情報交換しながら、よりよい対応をしているところです」と一朝一夕に行かぬ現状に苦慮している様子だった。