道とサハリン沿岸警備局による宗谷海峡での日ロ洋上会談は、調整つかず8月以降にずれ込む公算が強くなっている。
 宗谷海峡からオホーツク海での漁業秩序をテーマに開かれる洋上会談は一昨年まで5月に開かれることが多かったが、昨年はロシア側の都合で7月下旬まで延期された。
 オホーツク海での毛ガニ篭漁期中、ロシア船と見られる外国船による漁具被害や密漁行為に関し道から取り締まり強化を要請し、サハリン警備局が応える―という内容の会談は、互いに善処し対応して行くとの意思を確認するという「貴重な会談」(道側)になっており、根室海峡での会談のよう年間に数回行わず、年1回開くことを順守してきた経緯がある。
 道ではロシア側から7月も「イベントがあり会談は無理」との返答から8月以降に開くことを模索しているが、8月はお盆月であるため上旬か下旬の開催に漕ぎつけたいと努めている。しかし現段階では五里霧中あるといえよう。