黄金週間(GW)とはよく言ったもので昔は1年間を通し珠玉の週間だったろうが、週休2日制が定着し「ハッピーマンデー」なる月曜の休みが増えた今となっては「黄金」とは言えない。
 他の国もだろうか、日本人は休むことが好きな国民のようで、とりわけ公務員にその傾向が強いようだ。週休2日制やハッピーマンデーなどは官庁の役人が素案を出し制定しているのだから正にお手盛りの休日である。
 日本人は働き過ぎだ―など外国、特にアメリカとの貿易摩擦から批判を受け週40時間にし、更には土・日曜に続き月曜も休みにすれば家族での行楽も増え景気の底上げになるとして役人が自分たちの都合のいいよう制定したものであろう。
 本紙も日曜・祝日に休刊しているが、昨年から振替休日(国民の休日も)を休刊日にしないことでのハレーションは起きており、経営者としては悩ましい限りだ。
 生計を維持するには働かなくてはならず、必要以上に休日を設けることは民間企業にとって売上げ減に直結し将来の破綻さえ生じかねない。何百億、何千億を稼ぐ大企業ならまだしも稚内にある零細企業では休むことでの売上げ減が年間多くあると、給料だってボーナスだって多く払えないという状況に陥ってしまうこともある。
 更に問題なのは非正規の雇用形態である。時間給で自分が働いた分しか賃金をもらえないのだから企業自体が余り休むと自ずと身入りは減り生活に支障を来たすこともあろう。
 世の中、平等ではないにしても格差の広がりには憤りを覚える。