稚内港の貿易は3月も1億円を割り込み不調から脱し切れない。
 稚内税関支署によると、3月は輸出793万円(昨年同月対比11・8%減)輸入7829万円(同81・2%減)の8622万円と、昨年同月を79・7%の3億3700万円下回った。
 平成25年1月以来という散々な貿易額だった2月の5077万円は上回るも1億円を割り込む低調なことには変わりなく「6月以降の日ロ定期航路運航に期待したい」(杉本統括監視官)とするも今後どうなることやら。
 矢張り日ロカニ密漁防止協定発効による活カニ輸入の大幅減が不振の第一要因だ。48・6㌧(昨年同月対比83・2%減)7785万円(同20%減)。内訳はタラバ4・4㌧(同95・9%減)993万円(同95・3%減)、ズワイ44・2㌧(同49%減)6792万円(同3・5%減)。毛ガニは1月から3カ月連続し実績ゼロ。因みに昨年3月は96㌧、1億996万円あった。
 このため月間の外国貿易船は12隻と、昨年同月から55隻も減少。
 輸出は中古船舶772万円(同全増)、冷凍魚21万円(同96・1%減)。
 3月末では輸出1037万円(昨年同期対比42・7%減)輸入2億3398万円(同79
・1%減)の2億4435万円。昨年同期に比べ78・6%の8億9565万円も減少しており、活カニの輸入減が直撃している。