今月は選挙で明け暮れた1カ月だった。食傷の選挙報道だったが稚内市に関しては道議、続いて市長選が無投票に終わり、市議選も1人落選ということで盛り上がりに欠け、難癖つけると切りがないものの、腑甲斐ない話である。
 投票率0%の市長選などに引っ張られ市議選も史上最低の59%(前回75・79%)まで下がったのは、あの強風で寒かった天候もあるだろうし、何よりも有権者が市議は添え物の刺し身の具ぐらいにしか考えないという無関心さに起因しているのでなかろうか。
 この1カ月間の本紙を見ても選挙関係の記事が多数を占めている中、稚内軽量運輸が新たに買物弱者対策として移動販売車事業に乗り出すことが異彩を放っている。
 国(経産省)から2500万円の補助決まるも特注の販売車購入費用(2台で3600万円)などで初期投資だけで2000万円ほど足りないという状況を、筆者も旧知の佐々木政美社長はどう克服していくのか。
 金銭的なことをクリアーしても佐々木さんが抱く高邁な考えの実現には茨の道が待ち受けている。どうにかして頑張ってもらい買物弱者対策に加え地場の小売・卸売の弱体化に歯止めをかけてほしいものだ。
 子供たちの空手大会での活躍、大谷高野球部の奉仕活動は一服の清涼剤となるものであり、今後もマチの話題を取り上げるよう努めていきたい。
 北門神社の御朱印が全国的に人気を博しているが、稚内の総鎮守である同神社が脚光浴びるのは慶ばしいことである。