4年に一度の統一地方選の掉尾を飾る稚内市議会議員選があす投票日を迎える。定数18人に対し19人が審判に臨むという少数激戦の勝者は誰か。自分だけは敗者にならぬとばかりに頑張ってきた候補の皆さん、本当にご苦労さまでした。
 試験でも選挙でも受からぬことには何をしたいにしても話にならない。しかし受かることに集中し過ぎて高校や大学に合格したり会社に入ったりしたあとによくある虚脱状態では困るし、そういうことでも選挙運動中に訴えた政策の履行を第一義に議員活動をしてほしいものだ。
 民主主義がある意味これだけ定着してしまうと政策といってもそんなに代り映えせず、例えば「稚内を活性化します」「子供やお年寄りに優しいマチづくり」などと判を押したような公約が並ぶ。
 市長選などと違い一騎打ちにならず全体(定数)から振るい落とされるという選挙戦だけに地道に政策を訴えるというのは極めて少なく、名前を連呼したり職域や町内会など地域に依存した戦いになるのは避けられず、地盤の有る無しで当落予想をする傾向が市議選にはあるようだ。
 しかしだ、本来議員というのは自らの人間力を発揮し市民のため市勢発展のため精励するものであり、職域なり地域なりを代表する形だと、どうしても片寄りがちな議員活動になるのでなかろうか。
 外野席からつべこべ言っても落ちてしまえばタダの人であり、胸突き八丁の戦いを制するのは誰なのか。
 市長選がないことで投票率低下が懸念される。あすはこれはという人に1票入れねば。