19日、稚内市長選と稚内市議選が告示され、予想通り市長選には現職で2期目をめざす工藤広氏(65)以外に立候補届けはなく=正午現在=、無投票での当選が濃厚になっている。
 市議選(定数18人)には現職13人、新人6人が市選管で立候補届けを済ませ、各候補は出陣式を終え25日まで1週間の選挙運動に入った。
 人口減少、少子高齢化に加え日ロ定期航路存続、水産・観光・建設の基幹産業対策など待ったなしの課題が山積する中、有権者の見識が問われる市議選になりそうである。
 投開票は26日。
 市選管は20~25日までの午前8時半~午後8時まで市役所5階議場ロビーで期日前投票及び不在者投票を受け付ける。

「市民の支えがあって」 工藤候補が支持訴える

工藤候補

 工藤広候補(65)の第一声は、19日午前9時から大黒2の選対事務所前で行われ「市民の皆さん一人ひとりが安心して暮らせるマチ再生可能エネルギーなど、このマチの可能性を皆さんの生活に反映させたい」などと支持を訴えた。
 先に事務所内で行われた出陣式で風無後援会長が「相手候補が見えないが、このことは1期4年間の実績、これからの稚内を担うのは工藤さんしかいないということ。夕方まで手を抜かず気を抜かず最後まで支援をよろしくお願いします」と挨拶。必勝ダルマの片目に墨入れしたあと、工藤候補は「4年前の厳しかった選挙を忘れることなく、一日々々しっかりと取り組んできた。このことを忘れず次の4年間もしっかりと頑張りたい」と決意を述べた。
 続き選対事務所前で放たれた第一声で、支持者200人余りを前に、中田選対本部長は「工藤市政2期に向けての選挙戦がスタートする。大きな可能性の2期目に向け支援をお願いしたい」、吉田道議が「宗谷を引っ張っていくリーダーが工藤さん。最後まで支援をお願いします」などと激励した。
 工藤候補は1期4年間での"10の約束"について「一つ々々実行し子供たち、お父さんお母さんが子育てしやすい環境を作りたいと必死で働いてきた。4年という歳月は可能性への新しい課題も投げかけてきた」などと振り返り、2期目に向け人口減少問題での地方創生、医療やサハリンなどの問題などに触れ「何よりも市民の支えがあってこそ色んな課題が前に進んでいきます」などとし、最後に4年前の選挙では悪天候で第一声が出来なかったことに「この場に多くの皆さんが集まってくれたことは私にとって百人力。これから一時々々を無駄にせず最後まで頑張りたい」と力を込めた。