きょう稚内市長選と市議選が告示された。
 市長選は承知の通り対抗馬なく工藤広氏の連続当選が決まった。前回から定数が2人減り18人になった市議選には19人が立候補届けを済ませ1週間の選挙戦に突入した。
 首長や議員の無投票当選が全国的に問題視される中、28年ぶりに無風選となった稚内市長選に関しては、選挙があった方がベターだろうがベストということでもなく、工藤さんの安定した市政継続を願う気持ちが反映されたか。
 ただ1期目の工藤市長を支えてきたのは市民や市職員に加え、選挙で相手候補と216票差で勝利したという結果もあったろう。そういうことでは無風を安寧と捉えず、これまで同様の執行が求められよう。
 結果として1人落選する市議選は正に少数激戦といえ、誰が当選し落選するのか見当つかない。
 告示前の地道な活動もあるだろう。しかし大事なのはこの1週間の選挙活動であり、遊説で己が名前を連呼するよりは地域での集まりを繁く行うのも大事になるだろう。
 昔から新人が選挙に強いと言われるが、現職とて実績もあり熾烈な選挙戦になるだろうし、その際、良からぬ戦い方をしないよう肝に銘じなければ。
 いずれにしても今回は新人が多く立候補し当落拘らず将来の稚内の橋頭堡を築くようになればいい。
 稚内市政は市長と市民の代表である議員による二元代表制により執行される。議員1人といえど軽い気持ちで投票せず、各候補の政策なりを十分見極めなければならない。