先日、学校の教頭になったばかりの40代の先生が酒気帯び運転で逮捕される事案があった。大学を卒業し20余年積み上げてきたキャリアが一瞬にして瓦解するという報に接し、情けなく悲しくもあり儚ささえ感じた。儚さというのは思慮分別がないということでもあり、これでは子供たちに教育できない。
 よく人には表の顔と裏の顔があると言われ、対する他人を表面上だけで評価するな―という戒めでもあるのだが、馬子にも衣裳ではないが見た目も大事なことであり、小紙の記者には取材はもとより日常の服装にも気を付けるよう説諭している。
 中味がなくてもきちんとした服装をしていると相手に与える印象も違うこともあるが、だらしない服装は当人の品格をも貶めるとこともあり、ひいては「稚内プレス」という会社の品格にも繋がるだろうとの思いからの説諭ではある。
 筆者が入社した時に社長をしていた前田翁から教わったことであり、今、自分が翁の立場になって若い人たちに説教がましく言っているのだから人生は正に輪廻である。
 身だしなみをしっかりするということは、人によるだろうが心をしっかり持つということと繋がることでありその波及効果は小さくはない。
 その他諸々子供たちに教えなければならない立場の学校の先生が駄目だと分かっている酒気帯び運転などすることでどれほど子供たちに悪影響与えるか、この教頭先生の頭にあったのだろうか。
 教師としてもだが、一人の大人としての行動を取るべきだったろう。