継続

 市長選に2期目を目指し立候補表明している現職の工藤広氏(65)が27日、市役所記者室で政策発表の会見を開き、次の4年間は1期目でやり残したことを継続、更に拡大させていき医師確保、子育て環境の充実など〝10の約束〟の第2弾目となる具体的な施策を明らかにした。
 ▽まちの可能性を実感し、未来を拓く市政▽みんなが共感しあう市政▽安心を実感できる市政▽賑わいを実感できる市政を進める―との4つを政策方針とした工藤氏は、これを基本に①稚内港の拠点機能を高めサハリンとの物流促進②風力発電利用の未来の姿をこのまちから発信③病児・病後児保育所の開設、へき地保育所の整備④子育て支援ウェブサイト(仮称)の開設⑤様々な世代によるコミュニティビジネスの創設の支援⑥スポーツ施設の充実⑦勤務医、開業医とも医師の確保に取り組む⑧全ての小中学校の耐震化を進める⑨外国人観光客の倍増を目指す⑩ちょっと暮らしへの取り組みを拡大し、年間300組以上の家族の利用を実現―を取り組んでいくとした。
 この中で、サハリンとの物流を促進させるためには、サハリン定期航路の重要性を強調。物流拡大のためには、これまでの2、3カ月の運航でなく通年運航を含め期間を延長して運航させたい―などとした。 
 病児・病後児保育所の開設では、働きながらも子育てがしやすいよう開業医や病院と連携して取り組みたい。ウェブサイトはハードの整備だけでなくスマートフォンなどで子育てに関する情報を発信したいとし、コミュニティビジネスについて元気なお年寄りが社会参加できるようシニア・ビジネスへの支援を行いたいと。
 スポーツ施設については、4年間のうちにカーリング場を建設したいとした。新エネルギーと結びつけた施設を視野に入れ、冬のスポーツでスキー、スケート授業がなくなっていく中、冬のスポーツとしてカーリングは重要とした。そのほか予算をかけずに既存施設を利用し、冬に土の上でスポーツが出来るものを作りたい―とも話した。
 医師の確保についてはこれまでの北大などから医師を派遣してもらう従来のやり方では地域の医療を守ることが難しい。
 新たな道を模索しながら市立病院の医師を確保したいと述べた。