稚内ブランドの第4回認定品が決まり、新たに原材料で「稚内のほっけ」(申請者・稚内機船漁協)「宗谷のもずく」(宗谷漁協)、加工品で「わっかない黒牛シチュー」(そうべい)「稚内産ベビーリーフ」(ルァラル・コア)が認定され、3年前に認定され期限切れを迎えたことから第1回の18品が再認定された。このほか第2回で5品、第3回で2品あることから全部で29品が稚内ブランド認定品として全国各地の物産展などで販売されている。
 他方、第1回で認定された3社5品の再申請がなく、そのうちの1社に聞いてみると「稚内ブランドになっても大したメリットはなかった」としブランド認定肯定派とのギャップを感じざるを得なかった。
 稚内ブランド推進協議会(今村光壹会長)事務局の市(水産商工課)によると、3年前の認定制度以降、業者や団体から概ね好意的な評価を得ており、認定ブランド品を網羅したリーフレットを作成するなどして全道・全国的な認知度アップに努めているが、主体は業者・団体でありこれまでもそうだが「いかに業者側が主体的に消費者ニーズを捉え販売促進を図るかがポイント」としている。
 「稚内ブランド」という冠があっても、その商品が時代にマッチし消費者ニーズに合致しなければただ花火を打ち上げただけのことになってしまうという憂慮を示したもので行政としては妥当な見解であろう。
 しかしだ、いくら業者が主導しなければならないといっても、そこは行政主導の売り込みも大切で、そういうことではもどかしさも出てくる。
 ところで稚内商工会議所に事務局がある稚内観光物産協会は国内の老舗デパートなどとタイアップした物産展を開き、それなりの売上げを確保している。
 市と会議所、ブランド推進協、業者・団体が強く連携した稚内ブランド品売込みできないものか。検討して頂きたい。