息子がノドの具合が悪く市立病院の耳鼻咽喉科を受診した際、看護師か誰から聞いたのかは知らねど同科がなくなるような話をしていたので予め分かっていたものの、10日、正式に市立病院から4月以降、診療体制が出張医師1人に縮小される旨の発表が市(広報)を通して明かにされた。
 市立病院は地域の中核病院として誰しも認めるところであり市民の大半は診療・入院、手術などお世話になっている。耳鼻咽喉科の常勤医師は現在2人おり、午前と午後の診察、火曜と木曜の午後には手術と多忙を極める中、派遣されている旭川医大の人事により新年度以降、常勤医師の手当て出来ないまま出張医1人の診察体制となる。
 出張医1人というのは平成19、20年度にもあったそうだ。
 大学側には全面休科ということでなく出張医による体制を維持してくれたことには感謝するが、手術も入院も不可能になるという事態に病気の市民はどう対応すればいいのだろうか。
 お金と暇がある人なら旭川や札幌の病院にも行けるだろうが、普通の人たちには先ず暇がなく、時間をかけて旭川などに行くことが出来ない。
 前回は2年で1人体制は解消されたものの、一日でも早く元に戻ってほしいというのが患者さんたちの願いであろう。
 稚内での医療従事者は医師ばかりでなく看護師らも過酷な労働を強いられている。しかし医者ら医療従事者には高邁な精神による責務があり、体力的にも精神的にもきつい状況で仕事を続けているという実態があるのは重々承知しているが、稚内という地域を守るためにもその心持で踏ん張ってもらいたい。
 市立病院は循環器なども出張医体制であり、これらの解消に高木事業管理者、國枝院長だけでなく、工藤市長もトップセールスで打開に向け関係方面への働きを強めて頂きたいものです。
 医療が不安定では人口の流出に拍車がかかる。呑気に出来ないですよ。