市立稚内病院耳鼻咽喉科の医師が4月から1人になる。このため診療体制が大幅に縮小され、入院も不可能になる。
 同科には現在、旭川医大の2人の医師が常勤しているが3月いっぱいで後任が決まらないまま異動となることから4月からは当面の間、旭医大からの出張医1人で診察に当たることになった。
 新年度からの診療は水曜日が休診となり、午後からの診療も水曜に加え火・金曜も休診となる。
 外来診療が中心となることから手術など外科的処置が必要な治療は出来なくなり、4月からは入院も出来なくなる。
 入院に関しては1年に2300人ほどの患者がおり、手術中止と相俟って市民の不安は広がっている。
 武藤俊一医事課長は「旭医大への働きかけなど(耳鼻咽喉科)医師の確保にこの2カ月努めてきましたが残念な結果であり、市民の皆さまにはご不便お掛けすることにお詫びすると共にご理解ご協力をお願いするものです」と話していた。
 現在5人いる入院患者は3月いっぱいで退院できる見通しにあるそうだ。
 同科は平成19年4月~21年3月まで今回同様、出張医1人体制になったことはあった。