多職種

 稚内保健所主催の在宅医療連携システム推進事業の多職種連携研修会は6日夜、サンホテルで開かれ、医療と介護に携わる専門職が安心して住み続けられる地域づくりについて考えた。
 団塊世代が75歳以上となって医療や介護需要が飛躍的に増える2025年問題に備え、在宅医療と介護環境を整えるため、医療と介護に携わる専門職が顔が見える連携の強化を―と開かれた研修会には医師や看護師、介護支援専門員ら90人余りが参会。
 古畑保健所長が「2025年には道内の75歳以上人口は100万人に達し高齢者の単身世帯などの増加が見込まれる。その医療や介護の一連のサービスを地域で総合的に確保する必要がある」などと挨拶したあと、北海道介護支援専門員協会の笠松信幸副会長が「地域包括ケアをつくる多職種連携」と題し講演。
 笠松さんは地域の連携について、医療や介護関係など専門職だけがつながりを深めるものではなく、行政がしっかりと下支えをすると同時に、介護利用の家族や地域の人達がこのネットワークに入ってもらうことが重要―とし、上士幌町の商店にお年寄りが気軽に立ち寄りお茶を飲むサロンが開設されていることを紹介する中「そこに保健師が巡回していることで認知症の人を発見することができ、このような施設の充実が必要」と話していた。