抜海漁港のアザラシ観察所によると、2月のアザラシ平均確認頭数は17頭と、例年に比べかなり減った。
 冬は毎年3月末まで平均100~300頭が確認されているが、今冬は昨年12月中旬に観測した600頭がこれまでの最多で、年明け後は極端に減り1月は平均30頭前後になり、2月は数頭だけの日や多くても30頭余りと、昨年に比べると100頭前後減っている。
 減った要因は、港内で浚渫工事が行われているためでアザラシの上陸する場所が減っていることや重機の音で港内に入る数が減ったこと、昨年末に実施された駆除や追い払いも効果があるのでは―と、管理人の伊東幸さん。
 宗谷岬の浅瀬に出没する数は増えており、これまで抜海から宗谷岬へ―という移動ルートのなかったアザラシだが変化は起きており、この先の回遊の動きが気になる―とも話していた。