安全操業

 全日本海員組合道北支部主催の船員大会は27日、福祉センターで70人余りが参加し開かれた。
 大会前には船員災害防止協会北海道支部稚内地区支部主催の安全衛生講習会が開かれ、道運輸局旭川運輸支局の合羽井享首席運輸企画専門官が「ヒューマンエラーをふまえた安全対策について」と題して講話した。
 同支局管内では50代以上のベテラン船員による事故の割合が最も高いことを前置きしたあと、人間の能力には限界があり業務に当たる際には体調管理はもとより、指差しや声出しすることで見落としを無くすことなどが労働災害防止につながる―と話した。
 船員大会では全日海の清水誠道北支部長が昨年10月に漁船が防波堤に衝突した海難事故から改めて安全意識を高めるよう呼びかけ「水産業を取り巻く状況は厳しいが、来年度の活動について建設的な協議にしたい」などと挨拶した。続いて全日海の佐藤康博北海地方支部長、工藤市長ら来賓が挨拶した。
 この中で機船漁協の風無組合長は、今年度のオオナゴの漁獲量が少なくスケソの資源が佗しいとし、平成26年度の漁獲量が前年度の半分であることなどの話があった。
 来年度の事業計画として老朽化した漁船の代替建造の取り組み、適正な魚価を確立し、生産者の安定した漁業経営を目指すことなどを協議した。