空港防雪柵

 冬季の地吹雪を抑制することで稚内空港の就航率を改善しようという稚内空港防雪柵委員会の第2回会議が23日、グランドホテルで開かれた。
 昨年9月の第1回委員会では、試験防雪柵の効果など観測調査計画が協議され、そのご滑走路の視認性や風速の変化を調査している。
 今回は委員、東京航空局、稚内開建などから約30人が参会して検証結果の報告など行われた。
 千葉稚内港湾事務所長の挨拶のあと、検討委員会の松澤勝委員長(寒地土木研究所上席研究員)が「様々な視点から見た意見をもらい、有識者からも助言をお願いしたい」などと挨拶。第1回検討会の議事確認のあと、①地吹雪の発生や視程、滑走路の視認性に関する検証結果②積雪状況や吹き溜まり発生状況に関する調査結果③風速変化や乱気流の発生に関する検証結果の3点について協議した。
 この中で滑走路横海側330㍍に亘って試験防雪柵を設置した結果を強風時に設置したビデオカメラ等で確認したところ、一定の視程向上が見られ、パイロットの離着陸時の視認性に関するアンケート結果でも防雪柵のある場所では一部減風効果が見られたことなど報告された。
 今後は3月中頃に第3回検討委員会を開き、気象観測結果報告や防雪柵延長計画についても協議する。