日曜日の2月1日から読売新聞2面の左下方に美智子皇后が詠まれた歌が掲載されている。6日には「『生きているといいねママお元気ですか』文に項傾(うなかぶ)し幼な児眠る」という作品があり、読んだ途端、涙が出てきてどうしようもなかった。
 読者の皆さんも、東日本大震災で両親と妹を失った4歳の女の子がこの手紙を書き眠ってしまった写真を見たことでしょう。その光景から皇后が詠まれたのである。
 ほかにも、母親として祖母として我々市井に生きる国民と変わらぬ愛情をもって我が子を、孫を見る様子を表した作品は胸を打つものがある。
 ところであの両親を、妹を思い手紙を書き項傾した女の子はあれから4年ほど経ち今どうしているだろうか。7、8歳にはなっており、確か小学校に入学した時の様子がテレビで放送されていたと記憶しているが。
 この子のように幼くして家族と離別する不幸を経験した人も世の中には少なからずいる。筆者の身内にも同じ境遇の人がおり、筆者を親戚だと言っていたのを側聞した際には心の中でだが「頑張れ」とエールを送った。
 実はこの文章を書きながら涙が止まらない。可哀想でならないという気持ちが一番なのだろうが最近は涙腺が極端に緩んでおり、テレビや新聞、小説を見ていて読んでいても涙が出てくる。
 しかし、この仕事をやる限り涙もろい爺さんでは勤まらない。しっかり世の中のことを凝視し駄目なことには一刀振りかざさなければならない。
 浜の真砂同様、悪事働く、働こうとする馬鹿者は必ずおり、〝鬼平〟のようにやっつけなければならない。
 読者からの投書によって本紙でも記事にし、その後も見に行くドームのゴミ置き場は依然として平ちゃらな様子で北海道遺産の一角に置かれている。
 お金の問題(撤去費用のことか)もあると稚内海保幹部は言っていた。あなたたちは厚顔だ。